介護士と法律には密接な関係性があります
このサイトでは、介護士として働くにおいて知っておきたい、知る必要がある法律を紹介、解説していきます。
高齢化に伴い需要は増え続けており、派遣で働いている方も多いと思います。
ですが皆さんそれに関する公式なルールをしっかりとご存知ですか?労働時間、残業、給与そして、この人を助ける介護する職業だからこその問題とも言える追わなければいけない責任など。
いつトラブルが起きるかわからない中、知っておくことが必要不可欠なルールを見ていきましょう。
派遣の介護士を守る法律をチェック!
実は大雑把にしか知られていない介護士のこと。
具体的にどんなことをするのでしょうか。
正式には介護福祉士と呼ばれ、代表的に介護士の仕事として知られている、身体介護はもちろん掃除や食事などの生活サポート、メンタルケア、介護に関してその家族に助言をしたりすることも仕事内容となっています。
しかし、これは法律で定められた資格を持った介護福祉士と資格を持ってな方では大幅に変わって来ます。
ですので資格無しの派遣で働く場合は介護の対象者にしてあげられること、できることが違うのです。
資格無しでは、食事の手伝いや掃除などの視覚的簡単な仕事が基本となり、入浴や排泄の補助、メンタルケアなどの専門性が必要となる業務に携わることはできません。
負わなければいけない責任や、仕事のむずかしさ、給料などを考えて、介護士資格を取るかとらないかももちろん、どのようにキャリアを築いていくのかしっかりと考えることが必要ですね。
介護士の派遣にまつわる法律の規定について
平成27年9月に改正労働者派遣法が施行されました。
この法律の規定によって介護士についても、2018年4月から有期労働契約から無期労働契約に転換することが可能になりました。
その内容は同一の事業所で有期の労働契約を繰り返して更新し、通算5年を超えた場合は正社員と同様に期間の定めのない無期労働契約に切り替えることができるというものです。
ただし、派遣元に無期雇用されている場合や60歳以上の場合はこの規定の例外です。
この契約の派遣可能期間の制限により、労働者は契約期間の満了によって職を失うという事態に陥ることはなくなります。
一方、正社員と同じく無期労働契約になることによって、事業者はその都合によって当該労働者を異動の対象とすることもできます。
これは労働者にとって必ずしも有利な条件とは言い切れないことで、自分の好きな職場を選ぶことができるという自由がある程度制限されることも意味します。
この新しい規定で注視すべきは事業所単位で1ヶ月より前に労働組合等に意見聴取を行えば3年を超えて期間延長が出来ることです。
また、介護士個人でいえば担当フロアーと指揮命令者が変わる等部署が変われば新たな3年の期間がはじまるということです。
たとえ転勤の際にも優遇される介護士という職業
女性が仕事をずっと続けて行こうと考えるならば、自身のキャリアアップやステップアップを目指すことも視野に入れることが大切です。この世の中にある仕事で女性がそれを叶えることができる職業は数多くありますが、中でも介護の仕事は最適だと言えるでしょう。
介護の職場では女性たちが多く活躍しています。介護士の職場では勤務時間を選べることで、他の仕事よりも家事や育児と両立しやすいという特徴がありますので女性に人気です。転勤の際にもかなり優遇されるでしょう。確かに介護職にも訪問介護や老人ホーム、ホームヘルパー、ケアマネージャーなど職種や職場によっても事情は異なりますが、大概が仕事と家事や育児を両立させることができる職場になっています。キャリアアップやステップアップを目指したい女性には最適な職場と言えるでしょう。
さらに嬉しいことには、この介護の現場では年齢もハンデになりません。基本的に心身が健康であれば何歳でも雇ってもらえる事業所はたくさんあります。この介護士の業界では他の仕事と比較しても長く現役で働き続けることができるのです。
何の経験もなく、資格さえ取得していないという人でも、無資格から働けるところが多いのもこの職業の特徴になります。働きながら資格を取得することも可能です。
介護士に向いている性格や特徴について詳しく紹介
日本は今急激な少子高齢化社会へと突入しているため、若くて即戦力になるような介護士不足が深刻化しています。そのため、高齢者を高齢者が面倒みなければならない事態へと発展しており、その状況は今後益々悪化していくと予想されているのです。
しかし、介護士の資格をしっかりと取っておけばこれから先就職に困るようなことが無くなりますし、誰かの役に立てるような仕事に就けるのでやりがいを感じたい方にとっては正にうってつけと言える職業になります。
また、競争率もそこまで高いとは言えないので、就職難の時代でも資格一つで直ぐに仕事先を見つけることができるでしょう。
ただし、介護士の仕事に向いている性格というものが存在しています。長く続けられている人の性格や特徴としては、とにかく面倒見がよくて気遣いを大切にしている人、誰かの世話をするのが好きで体力に自信のある人、そしてコミュニケーション能力に長けていて積極的に人と会話することが得意な方です。
介護士には何歳からでもチャレンジできます
介護士には何歳からでもチャレンジすることができます。介護士そのものは何か特別な資格を有しているように聞こえるかもしれませんがそんなことはなく、要するに誰かの介護を仕事にしているような人の総称に過ぎません。
これ自体は別に資格などは必須ではなく、その意味では適性とか体力・本人のやる気次第で誰でも行うことができます。一方、介護に関係する国家資格もあって、介護福祉士はその唯一のものです。これは難しいというか年齢的な制限もあると思うかもしれませんが、実はここも当てはまりません。介護福祉士になるには国家試験に合格しなければなりませんが、年齢制限などはありませんし、専門学校に通うにしても受験に歳は特に関係ありません。また専門学校に通うことがただ一つの道でもなく、まずは一般的な介護士として実務経験を積んで受験資格を得るような方法もあって、実際には合格者の9割はこのルートになっていると言われているくらいに一般的です。
介護士の仕事なら着実にステップアップできる!
今は日本全国で深刻な介護士不足が懸念されている状態なので、昔に働いた経験のある方や資格を所有している人、または新しい職場を探している就活生ならぜひ介護施設などで働いてみることをおすすめします。
一見とてもハードで長く勤められそうにないと思われている介護職ですが、実力を高めていけばどんどんステップアップできる体制が整っているため、スタートした時よりも更に高い給与を手にすることも夢ではなくなります。
最初は何も分からない状態の介護士として働きだしたとしても、認定介護福祉士・医療介護福祉士・ケアマネージャー・理学療法士などの資格を後から取ることができるため、キャリアアップが簡単に行えて待遇も良くなるなど直ぐに環境を変えることができるのです。
また、介護士の勉強をする為に専門学校に通わなくても実際に職場で働くことで資格を得ることも可能なので、ステップアップできるチャンスは他の仕事に比べてもかなり高いことが分かると思います。
介護士は今はともかく将来は期待できる職業となる
常日頃介護士についての職場環境や収入について、残念なニュースやネット情報を見ている人が多いかと思います。この為もあって、介護士になりたい方の数はなかなか増えていません。一方で、ご存知のように年々高齢化は進展しています。介護士の需給バランスは崩れつつあり、現在働いている方たちの高齢化もあいまって、数年、おそくとも10年以内にはその打開策が社会課題として取り上げられることは間違いありません。
他の先進国では日本ほど高齢化が急激ではありません。移民を一定程度受け入れているからです。韓国でも以前は日本同様の研修生制度をとっていましたが、近年は永住を認める方向に変わってきています。しかし、日本社会は外国人に市民権を与えたり永住を認めることに対して高齢化が進む現在でも否定的ですし、恐らく10年や20年でそれは変わらないでしょう。
従って、需要は否応なく増えるのに対し供給は細る一方なので、働く人の待遇を改善することでしか需給バランスを維持することはできないでしょう。つまり、介護士の将来は明るいといえます。
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